一件の海難は尊い人命、膨大な資産、広域の海洋環境へ波及的に影響を与えてしまいます。昨今においても、そのような悲劇的な事件が後を立ちません。 現在、海上モビリティにおける通信は遭難信号を中心とした業務通信です。しかしながら遭難信号は何かしらの海難が発生後に使うものであり、海難の発生自体を抑制するものではありません。海難を回避するためにも、事後円滑な救助を実現するためにも海上でのコミュニケーションが必要不可欠です。 そのために最も重要なのは「特定の相手とつながりやすい」ことです。

当社は、海上通信において散在する異なる無線設備、周波数、電波の種類などを接続することで海上デジタル通信インフラを提供します。そうすることで、我々は安心安全で持続的な海洋社会の実現に貢献します。 今日では、地球上の全陸地面積を超える面積の海域がいずれかの国の管理下に置かれており、より効果的な海域管理ソリューションの創造が必要な時代となっています。 当社は、新技術の活用と仕組を創生することで海洋イノベーションを実現してまいります。