当社が発明・特許出願した知的財産「船舶におけるデータ通信システム」の国内移行手続きが完了しました。

発明の名称：船舶におけるデータ通信システム
登録日：2023（令和5）年2月6日

同発明は海上における船舶間はもちろん、ドローン、自律船を含む次世代海上モビリティ同士の交信・連携を円滑にすることを目的として、情報処理プロセスを中心に構成された知的財産です。AIの活用と自動化が加速する世界にあって、海上においても、人とロボット間の双方向コミュニケーション実現に貢献するというビジョンのもと、創造されました。

当社では2022（令和４）年、海上交信円滑化のための技術検証を目的として、UI、AR、VDESのIP連携機能を盛り込んだPoC（プルーフオブコンセプト：概念実証）を試作しました。海上保安庁、船舶乗組員、小型船舶運航者、水先人などの皆様のご協力を得て、仮説を検証、システムの有効性を実証してきました。

今後、海上通信領域における当社の知的財産権の一層の強化を目的として、戦略的な各国移行を進めると同時に、引き続き新たな発明・検証を重ねながら、さらなる特許出願を行ってまいります。